環境:主な取り組み施策

食品リサイクル率向上

食品リサイクルの取り組み

飲食店では、下ごしらえの際に出る野菜くずやお客様の食べ残しなどの食品残さが発生します。
それらを「燃えるゴミ」としてではなく、リサイクル処理施設へ持ち込み、適切な処理をして再生利用に取り組む「食品リサイクル」をグループ全体で推進しています。
食品残さを年間100t以上排出する飲食企業は、排出する食品残さを定められた比率でリサイクルすることが「食品リサイクル法」[※]によって規定されており、外食産業の目標値は、2024年度までにリサイクル率50%の達成と定められています。ロイヤルグループ全体での食品リサイクル率は下記のグラフに記載の通りです。

また、店舗から排出された生ごみを処理施設で堆肥化し、その堆肥を使用して育てた農作物を店舗や工場で使用するという、循環型の「リサイクル・ループ」にも取り組んでいます。[福岡県・佐賀県・熊本県にある一部店舗および福岡工場]
天丼てんやでは、一部の店舗で調理の際に出る天かすと揚げ油を店内の専用機器で分別、油はろ過して再利用し廃油の削減に努めています。また店舗で発生した天かすを再生利用事業者の方に回収していただき、堆肥化、飼料化をして、農家や養鶏場で活用していただいています。[揚げ油の店内ろ過、天かすのリサイクルはともに一部店舗にて実施]

※正式には「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律」

ロイヤルグループ⾷品リサイクル率[4⽉〜3⽉]

省エネルギーの推進

省エネ活動

省エネ電球・LED照明の導入

白熱球を電球型蛍光灯やLEDにすることで、電灯の電力を大幅に削減できます。
ロイヤルホストやてんや、シズラー、シェーキーズを中心に、全国の店舗で導入が進んでいます。

各拠点における節電の取り組み

ロイヤルグループは、社会的に関心が高い電力問題に対して、お客様と従業員の安全面を十分配慮のうえ、高い意識を持ちながら積極的に節電・省エネルギー活動に取り組んでいます。

ガスコージェネレーション

ガスによる発電の排熱を利用して、給湯や冷暖房などのエネルギーを作り出すことで電力を節約します。ロイヤルホストやリッチモンドホテルの一部で導入しています。

節水バルブ

オリフィスの原理などを利用した節水弁で、水圧を変えずに水道の使用量を節約しています。

省エネ仕様ホテルの実現

アールエヌティーホテルズ株式会社が経営するリッチモンドホテルでは、2013年12月に開業したなんば大国町で、館内のすべての照明にLEDを取り入れました。また屋上にタンクを設置し、電気料金が安い深夜に沸かして貯めておく給湯システムを導入しました。
以後開業した東京水道橋・プレミア浅草インターナショナル・名古屋新幹線口・横浜駅前・姫路、京都四条・プレミア東京スコーレといった新規ホテルでも同様の施策のもと、エコロジーな運営に努めています。
また連泊のお客様は、シーツやデュベカバー・枕カバー・パジャマの交換を行わずに、洗濯・クリーニングを抑える「エコロジー清掃」を呼びかけ、環境負荷軽減へのご協力をお願いしています。

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